劉表の盟友にして、孫堅を倒した古強者。孫呉陣営にとっては、不倶戴天の宿敵! |
黄祖 〜 こうそ 〜 | |||||||
【 生没年 】 ? 〜 208年 |
分類 | 武将 統率 型 | |||||
長所 | 硬骨漢・粘り強い守備 | ||||||
【 出身 】 荊州 江夏? |
短所 | 生意気なヤツには容赦ない | |||||
備考 | 甘寧が大嫌い |
列伝 | ||||||||
荊州において劉表に味方した豪族の一人であり、その地元である江夏・夏口を守備し続けた人物。字は伝わっていない。 孫堅の攻撃を正面から受け、のちに孫堅を殺したことで孫呉陣営の宿敵となる。なかなか堅固な武将であったらしく、幾度か手痛い敗北を喫しながらも、そのカリスマ性をもって周辺の有力者達をまとめ上げ、粘り強く孫呉からの侵攻に抵抗した。 人格的には、いささか頑固で短慮な面が目立ち、一時期 彼に仕えていた甘寧を冷遇したり、狂乱の弁士 禰衡を絞め殺したりしている。 しかし、孫堅を討ってから実に16年もの間、孫呉の猛攻から江夏を守った手腕は見事の一言であり、彼の真価はそこにあったとも言えよう。 孫呉陣営が彼を討てたのは、劉表の死後、荊州政権の基盤自体が緩んだ赤壁の戦い直前であった。 |