巧みな人心掌握術と外交能力を有する孫呉の3代目
孫権 [ 仲謀 ]  〜 そんけん [ ちゅうぼう ] 〜
【 生没年 】

182 〜 252年
分類 君主  外交・政治型
長所 部下の使い方が抜群・長生き
【 出身 】

揚州 呉郡
短所 酒乱・お調子者・晩年はボケ老人
備考 目が青くて髯が紫
列伝
孫堅の死後、孫策に従って江東各地を転戦、十八歳のとき、孫策の死によって後継者となった。張昭、周瑜らに加え、魯粛のような有能な家臣を迎えて、大きな独立勢力を築いた。曹操の進攻を受けたが、劉備と同盟して周瑜らの奮戦により勝利、三国分立の形勢をつくる。のちに劉備の攻撃を撃退、呉を建国して皇帝となった。しかし、晩年に後継者問題で功績ある家臣 陸遜・吾粲を死なせるなど禍根を残す。