劉備が曹操に徐州で反乱(１９９年)、まもなく劉備は曹操に小沛を奪われて
下ヒに残った関羽は曹操軍に包囲された。

曹操軍に包囲されるとは・・・・ しかし、この雲長たとえ死すとも 曹操軍に一太刀報いてやろうではないか。(微笑)

関羽殿〜！

おおっ！あれは張遼ではないか！

関羽殿！降伏されよ！ 私は貴公とは戦いたくは無い！

張遼よ、この私に降伏か！？ 生憎だが私は降伏する気は無い！ 曹操にそう伝えてくれっ！

この後、張遼は曹操に関羽の伝言を伝えた。

くっ！関羽の親しい友達作戦は失敗か・・・。 ならば、物量作戦で買収するまでだ！ 張遼、どんな高級物でもよいぞ。私は関羽が欲しい！

はっ、承知しました。

数時間後・・・・

関羽殿、降伏してくだされ。 降伏してくれば、この錦軍袍を差し上げますぞ。

張遼、そんなもので私を降伏させる気か？(微笑)

ならば、偏将軍と寿亭侯の称号は如何ですか？

甘いぞ、張遼。

では、金３００斤と銀５００斤は？

今度は金か？（笑）

・・・・・・・！ 関羽殿、漢王室が愛用の髭香油セットは？

ぬぅ・・・。

（チャンス！ここが正念場だ） 今なら、関羽殿の為にオーダーメイドの絹製髭袋もプレゼントします。

（欲しい・・・欲しすぎる。しかし義兄の為なら我慢だ） 張遼、私は降伏はしな…

（予想道理だ。） 仕方ない、赤兎馬を関羽殿に貰ってもらおうと思ったのだが・・・

（何っ、赤兎馬を私に！？義兄弟か？赤兎馬か？雲長、最大のピーンチ！） 私の立場もある。 少し、時間をくれ。

５分待ってやる・・・

（張遼め、謀りおって。雲長天秤で測ってみるか）

（ Ａ・馬鹿義兄と馬鹿義弟 ）

（ Ｂ・錦軍袍と偏将軍と寿亭侯と金と銀と皇室香油セットと髭袋、そして赤兎馬 ）

（ 決まったな）

張遼、降伏しよう。

意外と速いな、一分も経ってないぞ。

はははっ、思い切りが良いと言ってくれ。

この後 高級品を貰うだけ貰った関羽は、

官渡の戦いで勲功を挙げるも、

戦いの最中にトンズラをするのであった。