馬超


三国志演義においては、
『 復讐のヒーロー 』として、人気者な馬超。


しかし、正史においては、

『 馬鹿息子 ばちょん 』

としか呼びようがなかったりします。(笑)


何も、父親と弟が曹操のもとにいる時に
反乱を起こさずとも、よかろーものを……。




とは言え。

蜀の五虎将軍の中では、個人的に 彼が一番 好きです。

他の、関羽・張飛・趙雲・黄忠とは、一線を画する印象の持ち主というか。



馬超の場合、

劉備に心酔して彼に仕えたというよりは、

曹操と戦い続けるために、

劉備に膝を屈した、という感じだったのではないでしょうか?




終始一貫して “ 反曹操 ”。

その、独特の狂気と執念を感じさせてくれる生き様は、

それはそれで、美学を感じずにはいられません。






【 ネタバレコーナー 】

【 使用ソフト・手法 】  丸ペンによる主線 & Photoshop6.0による加工

【 作業時間 】 二時間半

【 参考資料 】 真鍋譲治:『銀河戦国群雄伝 ライ』 秦宮括


【一言】 

前回 描いた夏侯淵のイラストと、
なんとなく コンセプトが同じになってしまった点が反省。

とは言え、
スピード線や血飛沫などを、素材サイトから借りてきたり、
色塗りの際に新手法を試したりと、
作業自体はけっこう実験的な手法に挑戦していたりします。

そーゆー意味では、楽しくかけた絵ですね。