魯粛
三国志演義では、
諸葛亮と周瑜の間で、右往左往する お人好しの無能クンな
魯粛ですが。
正史においては、
この男ほど 大胆不敵な人物は、ほとんど思い当たりません。
実質的に、
「天下三分の計 」を成立させたのは、
周瑜や孫権にすら圧力を与えた、
この魯粛という人物なのではないでしょうか。
己の戦略構想を実現させるためなら、
敵だけでなく主君にすら、牙を剥きかねない危険人物。
また、荊州における関羽との対立では、
関羽を外交の場に引きずり出したあげく恫喝し、
その領土の半分を もぎ取ってみせています。
「稀代の戦略家」
この言葉以外で、魯粛を表現するすべを、僕は知りません。
【 ネタバレコーナー 】
【 使用ソフト・手法 】 極細サインペンによる下絵 & & Photoshop6.0
【 作業時間 】 90分
【 参考資料 】 村枝賢一:『俺達のフィールド』 リカルド・ゴードマン
【一言】
人物の表情は気に入っているのですが、
全体的な仕上げは雑になってしまっています。
サイトのトップイラストの変更の必要を感じて、
急きょ 描き上げたイラスト、ではあるのですが。
……やっつけ仕事が、表面に出てしまったあたり、
自分は まだまだ技量不足です。(苦笑)