呉夫人

孫策の死の直後、動揺する家臣達の前で演説をかます呉夫人。

「もし皆様方が、権に弓を引くのならば。……まずこの私が相手です！！』

ってカンジっすか。


いや、史実にはそんなエピソードはありません。（笑）

たまたま、なんとなく女将軍が描いてみたくて。

三国志の人物で、一番 『女将軍』 の格好がサマになるなら、呉夫人かなぁ……と。

♪ええ、上記のイラストは完全に天猿の妄想です♪


んー、正史には残念ながら 三国時代に『女将軍』と呼べる人物は出てこないのですよねぇ。

孫尚香は女将軍ってよりは、『オテンバ姫』だし。

祝融は、演義における架空の人物だしなぁ……。


ただ。史実における呉夫人は、本当に女傑と呼べる人物です。

孫策 亡き後の、一番 苦しい時期の呉政権にて、政治的指導者としても孫権を補佐して活躍した様子。

隋唐演義における花木蘭や、宋の時代の梁紅玉などの、
中国史における女将軍達に、けっしてひけをとらない女性だったと思います。

……そもそもあの孫尚香の母親なのです。
（ 正史では孫尚香の母親は、呉国太ではなく呉夫人 ）

呉夫人も甲冑が似合う女性だったかもしれないじゃないっすか！　（←やや強引）

【　ネタバレコーナー 】